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たった一人でDX推進チームを立ち上げ!デジタルの力でモバイル事業を底上げする平間の挑戦

店舗勤務時代、Google ビジネスプロフィールを活用した集客で実績をつくったことを機に、上司に直談判してたった一人でDXチームを立ち上げた平間亮一。未経験からサイト構築や広告運用のやり方を学び、現在では業務効率化のツールづくりや映像制作まで担っています。プラザクリエイトのモバイル部門のDX化を進めてきた道のり、その中で生まれた上長との熱い絆とは? お話を聞きました。

平間 亮一(ひらま りょういち)
モバイルマネージメント部 DX推進グループ所属。家電量販店にて携帯販売に携わったのち、2015年にプラザクリエイトへ入社。北海道エリアにて、新しいモバイルショップの立ち上げや店長を経験。その後、DXチームを立ち上げ、店舗ホームページの作成や管理、Google ビジネスプロフィールの活用を担ってきた。現在は、上長であるコンシューマー営業本部長の越前さんが掲げる「100店舗メガ戦略」という目標に向って、チームメンバーと共に奮闘中。

※掲載されている情報は、公開日2023年1月13日時点のものとなります。

アナログだけではなく、デジタルでも集客を。テストマーケティングで得た確信

プラザクリエイトに入社したのは、今から7年前、2015年のことです。それまでは家電量販店にて、携帯電話の販売に従事していました。携帯電話に限らず、ITや通信全体に関わる仕事をしたいと考えていた矢先、ご縁あったのがプラザクリエイトでした。

入社後は前職の経験を活かし、モバイルショップの現場に立ちました。最初の配属はワイモバイルアリオ札幌。それから3年ほど、道内の3つの店舗で新店の立ち上げや店長を経験しました。

転機となったのは、2店舗目のワイモバイルキャポ大谷地で店長をしていたとき、集客について本気で考えたことでした。当時、集客の手段はアナログで、チラシを近隣の住宅やオフィスに配るポスティングか、イベント実施の2つ。どちらも定期的に行っていましたが、なかなか大きな効果を感じられなかったのです。苦しい状況を打破するためには何か新しいことにチャレンジする必要があると考え、他社の動向を調べました。すると、他社に比べてGoogleビジネスプロフィールの活用が進んでいないことがわかりました。

早速、社内でGoogleビジネスプロフィールに力を入れることを提案したのですが、前例がなかったため、前向きな反応を得ることができませんでした。それならば、まずは自分のお店でテストマーケティングしてみようと、行動開始。お客様が検索したときに、店舗の情報が上がってくるように設定し、寄せられた口コミには一つずつお返事をしていきました。すると、Google経由での認知が拡大し、来店者数の伸びにつながったのです。どんな商品、サービスでも知らなければ買おうと思わないですよね。まずは知ってもらうことが大事だと痛感した出来事でした。

テストマーケティングを経て確信したのは、集客にはデジタルの力がもっと必要だということ。そこで、店舗での実績をもとに、当時、北海道エリアを統括していた越前部長に「これからのモバイル事業では、デジタルを活用した集客が必要です。ぜひ、DXを自分に任せていただけないでしょうか」と直談判しました。部下のチャレンジを全力で応援してくれる越前さんでしたから、私の想いをしっかりと受け止めてくれました。そして、モバイルのDXを推進する、ひとり部署が立ち上がったのです。

モバイル事業初のDX専任として邁進。エリアも事業部の垣根も越えてゆく

着任後、まずは北海道の店舗の認知度アップを目指し、できることを全てやろうと力を尽くしました。各店舗ごとのホームページやまとめサイトをつくりあげ、お客様との接点を増やすためのGoogle広告運用、店舗ごとのLINE公式アカウントの開設、YouTubeでの情報発信にもチャレンジしました。

その結果、傾きかけていた店舗の立て直しに貢献するなど、少しずつ成果が表れました。すると、その過程を見ていた上長の越前さんより「全国のショップでもDXを加速させたいから、一緒にやってくれないか?」との言葉をいただきました。自分が信念をもってコツコツとやってきたことが認められたようで、とても嬉しかったことを覚えています。

DXの取り組みを全国でも横展開する中、事業部を越えてサイト構築や店舗集客の依頼が舞い込むようになりました。一時期は事業部の垣根を越え、会社の看板ブランドである『パレットプラザ』や『つくるんです®』のサイトもつくっていました。これは後から聞いたことですが、越前さんから「うちの部署にはDXができるすごいメンバーがいるんだ!」と各所で自慢してくれていたそうです(笑)。DX推進グループの業務だけでもかなりのボリュームがあるので、全てお受けすることは難しいというのが正直なところではありますが、自分の頑張りを社内に届けてくれる上司がいることは大変ありがたいと感じました。

“必要な面倒”は積極的に実行するがモット―

現在、DX推進グループでは、Googleビジネスプロフィールを活用した集客、店舗公式LINEの運用、その他、事業に必要なデジタルまわりの仕事をまるっと引き受けています。

本部機能として、全国にある約100店舗が円滑に仕事を進められるよう、工夫を凝らしています。たとえば、Googleビジネスプロフィールを活用した集客は、スプレットシートとNotionを活用した独自のツールで、見える化しています。Googleビジネスプロフィールでは、お客様からの評価が数値として掲載されるようになっていて、評価が高いお店ほどお客様に選んでもらいやすいという傾向があります。各店舗で決めた目標への進捗や周辺のキャリアショップの評価を一目でわかるようにしておき、現場のモチベーションにつなげていただいています。

一方で、お客様から寄せられたコメントへの返信は店舗スタッフに任せています。「丁寧に説明してくれて助かった」「接客がよかった」などのポジティブなコメントは励みになりますし、ネガティブなコメントは真摯に受け止めて改善していく必要があると考えているからです。私たちの部署では、返信の例文の用意や最終的な誤字・脱字のチェックを請け負い、店舗とお客様のコミュニケーションに寄り添っています。

また、最近ではクリエイティブな業務にも挑戦しています。直近では、社内向けで使う動画制作や、改装するモバイルショップの3Dパースも担当しました。動画も3Dパースも初めてつくるものだったので、わからないことがある度にオンラインで情報収集をしながら、完成させました。

独学で広告運用や動画制作など未経験の分野を切り開いてきたことを話すと「新しいスキルを習得しようというモチベーションはどこから湧くのですか?」と尋ねられることがあります。理由は単純で、面倒なことはできるだけやりたくないし、楽したいという思いがあるからです(笑)。この言葉だけ聞くと、なんてやる気のないやつなんだと思われてしまうかもしれませんが、誰だって面倒なことは避けたいし、効率的にできるならその方が絶対いいですよね。いつかの面倒を避けるため、「今、必要な面倒は積極的にやろう」と決めています。

また私自身、店舗勤務が長いので、現場のためになることに心を尽くしたいという思いがありますね。現場メンバーの負担が少しでも減るのであれば、時に未経験の分野だったり、面倒なプロセスだったりしても、できるだけ積極的に引き受けたいと思っています。

ひとりDX担当からチームへ。リーダー越前さんの“やりたい”をどんどん形へ

平間さんと二人三脚でDX推進を進めてきた、上長であるコンシューマー営業本部長の越前さん

長い間ひとりでやってきたDX推進グループにも様々な変化がありました。まず一つは、2021年にメンバー川上が増えたことです。最近はルーチンワークは川上に任せ、私はスポットで発生する様々なリクエストに対応できるようにしています。メンバーが増えた分、チームとしての総合力が高まってきたので、さらに加速していきたいですね。

そしてもう一つは、二人三脚でDX推進をしてきた上長である越前さんが、北日本エリアの営業部長を経て、全国のモバイルショップを統括するコンシューマー営業本部長に就任したことです。より広範囲でリーダーシップをとられる越前さんに伴走していけるようにしたいと思っています。これは私個人の考えですが、DXチームは、越前さんのやりたいことを実現していくチームだと思っています。私たちの役目は、越前さんの「やりたい!」という意思を受け、実現するためのアイデアや方法をいくつか提案し、その中から実際にやるべきことを実行し続けること。それがモバイル事業の前進、さらには会社の発展につながると信じています。

メンバーから見る越前さんは、自分のやり方に固執せず、メンバーの話をしっかり聞いてくれる素敵な上長です。いつでも正直に、飾らずチームを導く姿をすぐそばで目にしていると「この人に貢献したい」「この人の目指すところに向って一緒に頑張っていきたい」という気持ちが自然に湧いてきます。越前さんがいなければ、今ここにはいないと思うので本当に感謝しています。

個人的な目標でいえば、ゆくゆくは個人でも映像制作やサイト作成などをできたらいいなと思っています。プラザクリエイトで、長年越前さんの無茶ぶりに応え続けて、気付いたら色々な技術を習得していました。得たスキルが価値になる環境があればチャレンジしたいなと思っていますね。ですが、まだまだ越前さんからの無茶ぶりは続きそうなので(笑)しばらくは、一緒にがんばっていきます。この先にあるまだ見ぬ景色を楽しみに、デジタルの力でプラザクリエイトのモバイル事業を底上げしていきます!

【編集後記:広報室より】
たった一人でプラザクリエイト初のDX推進グループを立ち上げた平間さん。
いつかの面倒を避けるため「今必要な面倒は積極的にやる」という言葉がとても印象に残っています。だれでも、つい目の前のことに意識が向きがちですが、常に少し先に目を向けながら行動することができれば、平間さんのように強く進んでいけるのではないかと思いました。メンバーが増えて、よりパワーアップしたDXチーム、そして平間さんのご活躍を楽しみにしています!

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